2017.06.02 FEATURED BRAND
STONE ISLAND HISTORY_5
STONE ISLAND 第三章
2006_2010
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2007_Prismatic Silk
STONE ISLAND〈ストーンアイランド〉の継続的なリサーチは “Prismatic Silk” の創造につながりました。 緊密に織りあげたシルク素材の表面に、発光性のある粒子を粗くコーティングすることでシルク素材が元々持っている鮮やかな色彩と光沢感に、コーティングによるグロス感が加わり今までにない素材感を表現。 当時の話題をさらうブルゾンをリリースしました。
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2008_第三章のスタート
2008年にPaul Harvey(ポール・ハ―ベイ)は自らの崇高な目的に専念するためSTONE ISLAND〈ストーンアイランド〉を去り、その後のアートディレクションをCarlo Rivetti(カルロ・リベッティー)が引き継ぐことで、ストーンアイランドの第三章がスタートします。
Carlo Rivetti(カルロ・リベッティー)は、ファッションの世界にも押し寄せる、グローバル化と、多様性をいち早く感じとり、ひとりのデザイナーがブランドを導いる時代は終わりを迎えたと感じていました。 そして、さらに深くブランドのアイデンティティを表現するためには、多文化的かつ細分化されたチームを構成することが必要だと気付いたのでした。
そしてカルロは新たな若手クリエイターを取り込みながら新たなプロジェクトをスタートさせていきます。 1つはAitor Throup(アイタ―・スロープ)との共同プロジェクト”Modular Anatomy”と”Articulated Anatomy”。 そしてもう1つが、現在のストーンアイランドに無くてはならない存在となった ”STONE ISLAND SHADOW PROJECT”。 ニッチなこのコレクションは、パフォーマンスのための統合的なシステムをベースに、テクニカルなバックグラウンドを強調しながらアーバンエレガンスを漂わせるコレクションとしてストーンアイランドの“影”となる別の側面を描いています。
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2009_RASO GOMMATO-HAND PRINT CAMOUFLAGE
コットンのサテン生地の背面にラバーコーティングを施したSTONE ISLAND(ストーンアイランド)のヒストリカルな生地 「RASO GOMMATO(ラゾゴマット)」 をベースに、職人のハンドペイントによる独特なカモフラージュ柄を表現した ”Hand Painted Camouflage” をリリース。 ストーンアイランドの唯一無二の世界観を具現化するアイテムとして存在感を放ち、コレクションのキーアイテムとなるブルゾンとなりました。